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[No.1593] 生きる LIVING:映画紹介です

清澤のコメント:この生きるという映画は黒澤明原作で石黒のリメーク。もの悲しいメロディーのアイルランド民謡の主題歌が効いています(1952年の黒澤の原作では「命短し、恋せよ乙女」流行歌「ゴンドラの唄」1915年、吉井勇作詞、中山晋平作曲)でした。)舞台は1953年つまり私が生まれた昭和28年のロンドン。ウォータールー駅で通勤列車を降り、市役所に勤める主人公はもう定年までまじかという年齢です。彼が自分の短い余命を知り、人のために尽くそうと目的を見つけた最後の半年の物語でした。帰宅後、感動のさめぬうちに黒澤作品もアマゾンプライムで見比べることができました。こちらもお勧めです。

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生きる LIVING

生きる LIVING

ネットの解説から

黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。

1953年、第2次世界大戦後のロンドン。仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告される。手遅れになる前に充実した人生を手に入れたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地で酒を飲んで馬鹿騒ぎするも満たされない。ロンドンへ戻った彼はかつての部下マーガレットと再会し、バイタリティに溢れる彼女と過ごす中で、自分も新しい一歩を踏み出すことを決意する。

2022年製作/103分/G/イギリス
原題:Living
配給:東宝

 

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