自由が丘熊野神社の例大祭 ~伝統と国際交流が織り成す夏の風物詩~
毎年9月の第1日曜日とその前日に、自由が丘の氏神・熊野神社で五穀豊穣を願う例大祭が行われます。この祭りでは、各団体がカラフルな法被を身にまとい、掛け声勇ましく神輿を担ぎます。近年では、女性や外国人の参加も増え、国際色豊かなイベントとなっています。
特に注目すべきは、子ども神輿や女神神輿、国際親善神輿といった多様な神輿が見られる点です。さらに、「目黒ばやし」や奉納演芸などの伝統的な演目もあり、地元の文化を堪能できます。熊野神社は800年の歴史を持つ由緒ある神社で、村人が熊野参りをして創建されたと言われています。祭りの期間中は、自由が丘の歴史と文化に触れる絶好の機会となるでしょう。
祭りは8月31日(土)と9月1日(日)に開催され、当医院のコンタクトレンズ販売を扱っている一誠堂もその会員である自由が丘銀座商店会では子ども神輿の担ぎ手も募集されています。両日ともに、集合場所であるTimesコインパーキングにお集まりください。先着で法被の貸し出しも行っていますが、枚数には限りがあるため、お早めの参加をお勧めしますとのことです。
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◎ 熊野神社の所以:
東急東横線・大井町線自由が丘駅正面口から北に5分ほど行った繁華街のはずれに、背の高い木々に覆われた鳥居が見える。熊野神社。
およそ800年の歴史を持つ神社で、村人が講を作って熊野参りをして神社を創建したという。イザナミノミコトを主祭神として祀る。
本殿に向かう階段の手前右に「自由が丘」という地名の名付け親・栗山久次郎翁の銅像(1935年建立)が建つ。碑衾(ひぶすま)村の村長(明治22~42年)で耕地整理などに尽力したという。自由が丘は自由が丘学園による。本殿右奥に伏見稲荷神社もある。 また同神社には「目黒ばやし」も伝承されているという。目黒区の無形民俗文化財に指定されており、9月の例大祭に奉納される。
■熊野神社 目黒区自由が丘1丁目24-12
問合せ/ TEL:03-3717-7720
参考サイト /http://www.kumano-jinja.or.jp/
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