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[No.390] 心に物なき時は 心広く体泰(やすらか)なり

近くにある熊野神社に掲げられていたポスターに示された今月の言葉。心に物なき時は 心広く体泰(やすらか)なり」((物欲がなければ、心はゆったりとし、体はさわやかである))上杉謙信公家訓16ヶ条の最初の一節です。上杉 謙信 は、戦国時代に越後国など北陸地方を支配した武将・大名。山内上杉家16代当主。戦国時代でも戦上手とされ、その戦績から後世、軍神や、「越後の龍」 などと称された。今でも信州松本では、越後の上杉謙信は敵地に塩を送った武将として甲斐の武田信玄よりも愛されています。

◎清澤眼科医院では、本日から眼痛や眼瞼痙攣などの症状がありそれに心理的な要因が関与していることが考えられる症例を対象に、小野木陽子先生による神経心理のカウンセリングを開始します。

「宝在心」から:
一、心に物なき時は心広く体泰なり
一、心に我儘なき時は愛敬失わず
一、心に欲なき時は義理を行う
一、心に私なき時は疑うことなし
一、心に驕りなき時は人を教う
一、心に誤りなき時は人を畏れず
一、心に邪見なき時は人を育つる
一、心に貪りなき時は人に諂うことなし
一、心に怒りなき時は言葉和らかなり
一、心に堪忍ある時は事を調う
一、心に曇りなき時は心静かなり
一、心に勇みある時は悔やむことなし
一、心賤しからざる時は願い好まず
一、心に孝行ある時は忠節厚し
一、心に自慢なき時は人の善を知り
一、心に迷いなき時は人を咎めず
上杉謙信公が残した家訓
この碑は上杉神社にあるそうです。その意味を加えると以下の通りだそうです。

一、心に物なき時は心広く体 泰(やすらか)なり
(物欲がなければ、心はゆったりとし、体はさわやかである)

一、心に我儘なき時は愛敬失わず
  (気ままな振舞いがなければ、愛嬌を失わない)

一、心に欲なき時は義理を行う
  (無欲であれば、正しい行い、良識な判断ができる)

一、心に私なき時は疑うことなし
  (私心がなければ他人を疑うことがない)

一、心に驕りなき時は人を教う
  (驕り高ぶる心がなければ、はじめて人を諭し教えられる)

一、心に誤りなき時は人を畏れず
  (心にやましい事がなければ、人を畏れない)

一、心に邪見なき時は人を育つる
  (間違った見方がなければ、人が従ってくる)

一、心に貪りなき時は人に諂(へつら)うことなし
  (貪欲な気持ちがなければ、おべっかを使う必要がない)

一、心に怒りなき時は言葉和らかなり
  (おだやかな心である時は、言葉遣いもやわらかである)

一、心に堪忍ある時は事を調う
  (忍耐すれば何事も成就する)

一、心に曇りなき時は心静かなり
  (心がすがすがしい時は、人に対しても穏やかである)

一、心に勇みある時は悔やむことなし
  (勇気を持っておこなえば、悔やむことはない)

一、心賤しからざる時は願い好まず
  (心が豊かであれば、無理な願い事をしない)

一、心に孝行ある時は忠節厚し
  (孝行の心があれば忠節心が深い)

一、心に自慢なき時は人の善を知り
  (うぬぼれない時は、人の長所や良さがわかる)

一、心に迷いなき時は人を咎めず
  (しっかりした信念があれば、人を咎めだてしない)

以上、米沢観光協会にあった資料をもとに記載しました。

2007.07.31 17:13:[staff]
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