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[No.1260] 事故で片目を失った女性が義眼技師となって目から光を発するデバイスを開発

清澤のコメント:片目を失った若倉先生の知人が、きれいな片眼帯を作ったという話は聞いたことがありましたが、光る義眼もいいですね。

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コンプレックスを武器に。事故で片目を失った女性が義眼技師となって目から光を発するデバイスを開発

2022年12月10日(土)19時0分 カラパイア

 2013年に交通事故に遭い片目を失った女性は、自信を失う辛い時期を経験した後、ポジティブにそれを乗り越えることに成功した。

 現在、義眼技師になった女性は、自分と同じような経験をした人を助けたいと、様々な色に変わる光を発する人工眼「バイオニックアイ」を作り始めた。

中国90后女生18岁时因车祸失去右眼 多年后成为“义眼师”・交通事故で片目を失った女性
 中国・北京に住むシャントンさん(オンライン上のニックネーム)は、2013年の18歳の時に、交通事故に遭い片目を失った。
 当時、女優兼ダンサーとして活躍していたシャントンさんは、片目を失ったことで顔立ちにも影響が出て、ダンスの動きも思うようにできなくなってしまった。

 それでも、ダンスへの強い愛を持っていたシャントンさんは、最終的に大学を卒業した後、ダンスの教師になった。
 だが、装着していた義眼は醜くて不快だった。「自分の好みに合ったものを作れたらいいのに」と思ったシャントンさんは、この時コンプレックスを武器に変える決断をした。
・独学で義眼師になる道へ
 その後、シャントンさんは自分と同様に目の不自由な人が自信を取り戻すのを助けたいという思いに駆り立てられて、何年もの試行錯誤の後、独学で義眼技師になるための勉強をし始めた。
 2020 年にはダンス教師を辞め、フルタイムで人工眼を作ることに専念。そしてついに、理想の義眼を作ることに成功した。

事故で片目を失った後、自分のように孤立したり、自信を失ったりした多くの人々に会いました。でもそれがきっかけで眼科医になって、より良い義眼を作りたいと思う情熱が生まれたのです。(シャントンさん)

・バイオニックアイマスターとしてSNSでも注目
 今シャンソンさんは、本物とほとんど見分けがつかない義眼を完璧に作ることができるが、何よりSNSで注目を集めたのが、ボタンを押すと様々な色に光り、点滅させることもできる「バイオニックアイ」だ。
 このアイデアは、“とてもクールな”海外の眼科医から生まれたという。

人々は、片目を失った自分をすでに変な目で見ているのだから、逆にユニークな義眼を装着して、もっと個性的にユニークに誇張して見せるのはどうかと思ったんです。(シャントンさん)

 小さな LED を義眼に組み込むことで、シャントンさんの片目はアンドロイドやターミネーターのように光り、とてもクールだ。
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 SNSの口コミで注目されたおかげで、ワークショップを開き、3 人のアシスタントを雇うまでになったシャントンさんのビジネスは、現在好調のようだ。

視覚障がい者に自信を取り戻す手助けができるように、私はこの業界にとどまり、最高の製品を生産していきたい。それが私の情熱です。

 このように語るシャントンさんには、多くの人から「トラウマ的経験をしたにもかかわらず、ポジティブなものに変えるパワーと情熱が素晴らしい」と、その勇気を称賛する声が寄せられている。
References:‘Look at me now’: Chinese dancer who lost eye in a car crash overcomes ‘self-hate’ to build business making attractive fake ones/ written by Scarlet / edited by / parumo

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