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[No.1495] 卵不足で日々“争奪戦” 1日3万個必要…老舗玉子焼き店が悲鳴

清澤のコメント;

◎ 今から50年前、私は受験生、そして私の父は地方都市で「卵屋」を営んでおりました。店頭販売はわずかで、八百屋、小さなスーパーマーケット、それにベビーカステラなどの駄菓子を作る町工場に鶏卵を卸しておりました。父は毎晩、通常の昼の業務が終わってから、東京の市場から仕入れた規格外の鶏卵を検査し、この動画に出てくるような液卵に加工していました。脱水機のような専用の液卵製造機があって、一斗缶の中にビニール袋を敷き、絞った液卵を入れて急速冷凍室に入れます。倉庫には大型コンプレッサーのついた冷凍室も3室ありました。夕食後、父は野球のナイター放送を聞きながら黙々とこの検卵作業を続けており、その後姿を見ながら私は育ちました。夜の9時ころになると、毎日この常温の液卵で満たされた一斗缶を30個程度、冷凍室に運び込むのを手伝うのが当時受験生であった私の手伝い仕事でした。

◎ 鶏卵と聞くと今でも私はビビっと反応してしまいます。例年は年末にかけて鶏卵価格は高く、新年以降その価格は窓を開けて不連続に下がるものでした。ですから毎日一定量産まれる鶏卵ですが、「年を超えて持つ現物の鶏卵は最小にする」というのが鶏卵流通業界の常識でした。昨年来の穀物価格高騰と鳥インフルエンザで養鶏場の鶏が急に減ったのが今回の鶏卵価格高騰の原因のようです。2023年は飼料穀物が高くなっても卵価は上がらないという常識が通じない年になっているのでしょう。これは、これからの日本を襲う一層の物価高騰の先駆けのような気がいたします。

  ーーーテレビ番組の内容抜粋ーーーー

動画をご覧ください。→

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1f945114641eeedd08ae2d0f20bbf7a01651083

卵不足で日々“争奪戦” 1日3万個必要…老舗玉子焼き店が悲鳴「“自転車操業”状態」

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テレビ朝日系(ANN)

テレビ朝日

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