自由が丘 清澤眼科について

[No.1298] 自由ヶ丘清澤眼科 今朝の話題は 2022.12.23.

おはようございます:今朝も当医院の近隣でテレビドラマの撮影らしきことが8時前から行われています。

 昨日は、診察室の入り口に置いていた書類ケースを診察台の後方で、本立ての手前に移しました。眼底写真撮影や視野測定後に私が検査室から金札台へ戻る際に、患者さんに一旦立ち上がっていただく必要がなくなります。足の弱い患者さんにも入りやすくなることでしょう。

〇 腸管のミクロバイオームが脳に働いて、体の運動のしやすさが調整されているという聞きなれない話です。調べてみるとこの手の話はあちこちに出ており、初めの図もそんな記事から切り取りました。

ミクロビオーム依存性の腸内脳経路は、運動の動機を調節します。

〇 光過敏による羞明を止める最終兵器:真っ黒で1.5%しか光を通さないサングラスは東海光学で作っているそうです。多くの眼瞼痙攣の患者さんと会話のある看護師荒川さんからの口コミ情報です。

光過敏による羞明用の真黒なサングラス「東海光学 HDグラス」があると聞きました。

〇 薬剤性眼瞼痙攣(ジスキネジア)の治療薬ジスバルが日本で発売されているそうです。ただし、私は経験がないので、まだ処方は始めません。

遅発性ジスキネジアに対する治療薬: ジスバルの添付文書抜粋

〇 日銀による日本の金利引き上げで、ドル円相場も大きく荒れています。

ウクライナ戦争があっさりと和睦終結になったら国際情勢はどうなるか?と聞きましたら、私の知る識者はまずそれはなかろうと答えました。現状を見るに、ロシアが、⇒新年度にキーウなどに大攻勢をかけるという噂が有ります。ウクライナのゼレンスキー大統領が米国を緊急訪問していますが、ウクライナの地面氷結前に弾薬やミサイル、殊に裏で大量の戦車の供与を求めているという、これも噂。もし大量の戦車が供与されると、東部の大平原で第二次大戦時のクルスクお戦い以来の、大平原でにおける大戦車戦(クルスクの戦い)も。ロシア極東地区での石油精製所の爆発はも、ウクライナ側からのテロだったのではないかという、これも単なる噂です。

ドルへの評価とともに、金価格が低迷していましたがこのところ1800ドル台に回復してきました。この金価格低迷を、産金国であるロシアに戦費を与えないための金価格引下げ工作だったと見た人もいました。⇒ロシアの主有する金はそれなりに巨額です

〇 今日は金曜日で、ボトックスや神経眼科患者の予約も無く、比較的のんびりしています。必要な方の年内御來医院をお待ちしております。

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〇 米国眼科学会のビデオから、神経眼科の話題採録。2022年「神経眼科疾患の診断とマネジメント」です

https://www.aao.org/annual-meeting-video/diagnosis-management-of-neuro-ophthalmic-disease-2

その中から重要なメッセージ:Hutchinson’s pupil

ハッチンソン瞳孔は、動眼神経の圧迫により、頭蓋内腫瘤病変の側の瞳孔が散大し、光に反応しない臨床徴候ですサインはジョナサン・ハッチンソン卿にちなんで名付けられました. これらは、脳への脳震盪損傷が原因である可能性があり、硬膜下出血および意識喪失に関連しています。瞳孔への副交感神経線維は、瞳孔収縮の原因です。繊維は動眼神経の末梢を通過するため、神経が圧迫された場合に最初に影響を受けます。ステージ 1 では、損傷側の副交感神経線維が刺激され、その側の瞳孔が収縮します。ステージ 2 では、損傷側の副交感神経線維が麻痺し、瞳孔が散大します。反対側の動眼神経の繊維が刺激され、反対側が収縮します。ステージ 3 では、両側の副交感神経線維が麻痺し、両側の瞳孔散大につながります。瞳孔は固定されます。これは重大な予後を示しています。

From Wikipedia, the free encyclopedia
Hutchinson’s pupil

Hutchinson’s pupil is a clinical sign in which the pupil on the side of an intracranial mass lesion is dilated and unreactive to light,[1] due to compression of the oculomotor nerve on that side. The sign is named after Sir Jonathan Hutchinson. These can be due to concussion injury to the brain and is associated with subdural haemorrhage and unconsciousness. The parasympathetic fibers to the pupil are responsible for pupillary constriction. The fibers pass through the periphery of the oculomotor nerve, and hence are the first to be affected in case of compression of the nerve. In Stage 1, the parasympathetic fibers on the side of injury are irritated, leading to constriction of pupil on that side. In stage 2, the parasympathetic fibers on the side of injury are paralysed, leading to dilatation of pupil. The fibers on the opposite oculomotor nerve are irritated, leading to constriction on opposite side. In stage 3, the parasympathetic fibers on both sides are paralysed – leading to bilateral pupillary dilatation. Pupils become fixed. This indicates grave prognosis.[citation needed]

 

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