清澤のコメント:此のところ米軍の退役軍人健康審査員(evaluator)資格更新講習(5年ごと、退役軍人省提供でネット受講)が忙しく、毎週の「まとめ版」記載ができませんでした。昨日ようやくこの講義の視聴と事後評価に合格できました。私にとっては本当に久方ぶりの「試験」であり、英語のネイティブでない老医師を排除しようとするのかと怒りつつ、今回の更新は半分あきらめておりました。多くの助言を受けて、キャプチャーファイルとグーグル翻訳を総動員して試行錯誤で通過できました。感謝感激。
このブログには日々来訪される患者さんの病気名の中から、病気を解説できるようなものを選んで簡単な記事にしています。
◎ 8月11日から17日まで当医院は夏休みします。一部では電話応対とコンタクトレンズの販売のみ行います。詳しくは下記記事をご覧ください。休暇中はもちろんボトックスなどの施術はできませんから、込み合うことが予想される休み前後の予約を電話で早めにお取りください。ただし、予約数は対応可能数の半分程度に絞ってあります。予約枠外予約や当日飛び込み等を受け付けないわけではありません。予約優先で対応するということです。予約なしの理由で、診察開始まで30分以上の待ちは多くはないと認識しています。
◎ 夏といえばサングラス。
〇 微小な上眼瞼裂傷の処置:こんな種類の患者さんも見ました。
◎ 米軍では軍内におけるセクハラを大変重視しています。米国防総省はセクハラ被害をPTSDとして評価し対応しようとします。日本での認識とはだいぶん違います。
〇 強度近視の周辺網膜病変の検出には散瞳したうえで、眼球を動かしてオプトスで5方向で撮影すると検出率が上がるそうです。
◎ 小児眼科で治療された小児が成人を迎えた時、一般眼科への引き継ぎが大切です:という論文の紹介です
◎ 難治性の角膜結膜の上皮障害に羊膜移植という方法があります。きれいな仕上がりだと一見手術後の眼だとは見えません。
◎ 「今日のまとめ」はこのあたりといたしましょう。ーー反復掲載記事ーーー
◎ 片側顔面痙攣の依頼原稿がゲラ刷りになって届けられました。いつもと違って、編集者が大幅に加筆修正してくれました。(原稿をコピーして手交しましたが、3か月でほぼ一回りしたようです。)
◎ ビジュアルスノウに関する一般向けの新しい自著記事:診断基準から、特徴的症状をまとめてあります。来院者にお渡しするようにこれもコピーを用意しました。あまりこちらの対象患者は多くありません。
◎ 心因性視覚障害の依頼記事を書いています。トンネル視野の検査風景(1メートルと3メートルの対座法)の動画を撮り、それを一枚の線画に書き起こしてもらうように出版社に頼むつもりです。
皆様、お元気で夏休みとお盆をお過ごしください。
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