自由が丘清澤眼科:連休が終わって通常診療に戻りました。これからしばらくは旗日がありません。
◎ ブログを元に、メルマガ発信を2月から始め、今回で14報めです。現在の読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に約300人。
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① ご近所の話題など
◎ 自由が丘駅南口前の道をマリークレール通りと呼びます。25(土).26日(日)にはマリークレール春祭りがあります。
◎ チャットGPTー4oが発表されました。機械との音声でのやり取りが可能、動作時間が早い、今後画像を見せての対話もできるようになるとのことです。
②一般患者さん向けの眼科の話題
◎ 杉ヒノキの花粉が減る5月になっても目の痒みが収まらないなら、通年型アレルギーなど別の原因も考えてみませんか?
◎ 緑内障スクリーニングでは何を調べればよいのでしょうか?視神経乳頭の陥凹拡大も見ますが、OCTで神経線維束欠損を見ると更によくわかり、ハンフリー視野測定で確定を診断します。
◎ 外傷シリーズ:吹き抜け骨折blow out fractureとルフォールLe Fort骨折を含む眼周囲の骨折を紹介しましょう。
◎ 遠方を見た時だけ水平に視線がずれる病気に開散麻痺があります。外転神経麻痺との区別が必要です。
③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です
◎ 先天性緑内障の所見:角膜浮腫と角膜内皮のハーブス線条が説明されました。先天緑内障の古典的3兆は流涙、羞明、そして眼瞼痙攣(ブレファロスパスム)だそうです。
◎ ビタミンA欠乏症は光受容物質の欠乏症状で、網膜色素変性を呈します。原因は遺伝性ではなくて、消化管手術、肝疾患、腎疾患、栄養不良です。
〇 眼科で用いられる主要な抗菌薬を説明したパンフレットが届けられました。
④ 眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、ビジュアルスノウなどの話題
◎ 眼瞼けいれん友の会から最新の会報(第36号2024年5月)が届けられました。私も答えを書いた質問と答も出ています。
◎ 眼瞼痙攣と精神医学疾患の関連を説明した診療ガイドライン項目を紹介します。
◎このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。(リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください)。
今週も目を労わってお暮しください。
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