清澤のコメント:おはようございます。今朝は早くに出勤し、先月分のレセプトの確認をしました。それから、依頼を受けている眼底写真の読影を20人分ほど。
◎ 糖尿病を患っておられた渡辺徹さんが敗血症でお亡くなりになられました。
◎ 感音性難聴患者の眼症状という総説の紹介。ワールデンベルグ症候群ばかりではありません。最近は遺伝子の異常が大分多くの疾患で救命されてきました。
◎ これに関連して、少し古いですが日本人のワールデンベルグ症候群2型の眼症状をまとめた私たちの観察も再録しておきます。
◎ 良性本態性眼瞼痙攣の最も新しい総説論文の紹介です。日遺伝性の危険因子のほかに、この疾患の遺伝子についても大分見つかってきています。その遺伝パターンは常染色体優性であり、浸透度が低いように見えます。GNAL、CIZ1、TOR1A、DRD5、および REEP4 が、BEB の発症に関与すると報告されている遺伝子です。
◎ ウクライナの現状はどうなっているのでしょうか。西側のウクライナ優勢というプロパガンダとは別に、「ロシア軍はすでに4カ月のもの間激しい攻防戦が続いている東部の都市、バフムートの包囲を完了しつつある。バフムートは、鉄道や幹線道路などの交通の要所で、ウクライナ軍の一大軍事拠点でもある。ロシア軍は民間軍事会社、「ワグネル」が攻撃の最前線に立って来た。ウクライナ軍は正規軍の精鋭部隊の一部をここに投入し、攻勢を強めている。バフムートがロシア軍に落ちるのは時間の問題とも見られている。バフムートの陥落はロシア軍にとって大きな意味を持つ。ここが落ちるとウクライナ軍が支配する2つの大きな都市、スリャビンスクとクラマトルスクの攻撃拠点になるからだ。この2つの都市が陥落すると、ロシア軍は東部、ドネツク州全体を支配する可能性が見えてくる。」という高島康司氏の声もある。
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