おはようございます。昨晩は自由が丘地区の医師の会がありご挨拶に行ってきました。このメンバーでの集会は私にとって夏以来の2度目で、だんだん顔見知りが増えてきた印象です。脳外科、皮膚科、婦人科、内科、そして眼科の先生方と名刺を交換させていただきました。南砂町時代に比べて、あまり名刺を交換することもない一年でしたが、本日で一箱の名刺がほぼなくなりました。コロナ感染に関し、重要な問題と考えている医師と、もう5塁でよいと考えている医師がいることがわかりました。コロナワクチンの危険性を認識している医師は少ないようでした。
◎ Journal of Neuro-Ophthaalmologyの最新号が届きました。先ず、この号の電子版には石川哲先生の訃報が掲載されています。(この版にはゲラ刷りの印が残って入っています。)石川哲先生は東北大学を卒業後東京大学眼科に入局され、フルブライト奨学生として米国に渡り、帰国後は東京大学講師から北里大学眼科に初代教授として赴任されました。私も一年間ですが昭和56年に、相模原市にある北里大学で神経眼科の手ほどきを受けました。写真は左が石川先生、右は芝増上寺で開催された国際神経眼科学会の時の集合写真で、ホイト先生やヘッジス先生と並んで撮られた役員の写真です。私も後列で仲間に入れていただきました。
◎ 開院して一年にして初めて強い遠視を持つ児童の来院を受けました。就学時健診で受信勧奨を受けた方です。そこで今日は、遠視治療の基本をまとめてみました。近視はともかく、遠視では弱視を生みますから、早急に遠視の度を決めて眼鏡処方をしなくてはなりません。かけ始めれば、よく見えるので患者さんは好んで眼鏡を使おうとするはずです。しかし、このように強い遠視度数の場合には、まず装用可能な程度の弱い度数の眼鏡を作ってかけ始めさせることが必要です。数か月の時間をおいて、本当に必要な度数に作り替えてゆく必要があるでしょう。
◎ 葉物野菜の摂取量は2型糖尿病リスク低減に関連している:論文紹介
◎ 視神経炎だけを単独に示す患者でも、アストロサイトに対する抗アクアポリン4抗体によって引起こされるNMOSDと呼ばれる視神経炎を考えて、抗アクアポリン4抗体の採血も行っておくのが望ましいそうです。
◎ 視力を脅かす鬱血乳頭の取り扱いがまとめられています。
◎ 今日は年末を間近にした土曜日、予約の方を優先で治療しますが、コンタクトレンズ検査などでも多少の混雑が予想されます。
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