製薬会社の社員の方が、フロンティア・イン・ドライアイという冊子を持ってきてジクアスLXに関する情報をお教えくださいました。その内容によれば、
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2022年11月本邦初となる3回点眼のドライアイ治療薬であるジクアスLX点眼液が登場して1年が経過した。従来のドライアイの点眼治療においては定められた用法用量(6回)の遵守に至らず十分な治療効果を得ることができない場合もあったが、ジクアスLX 点眼液では点眼回数の大幅な減少(3回)により、多くのドライアイ患者においてアドヒアランスと治療効果の向上が期待される。今回は実際のジクアスLX 点眼液の処方経験に基づく患者の反応や効果的な使い方、臨床的な意義についてエキスパートの医師が議論した。
〇 ジクアスLX 点眼液の振り返りと臨床的意義
- ジクアスLX 点眼液の薬理作用:添加剤の工夫で点眼回数を減少させた。
- BUT/上皮障害改善効果:涙液層破壊時間短縮型は眼脂刺激感の改善が寄与していた。
- 自覚症状改善効果:ジクアスの従来型とLXを比較したらLXの方が良かった。
- 差し心地:とろみ感があり、潤いを実感するという患者がいる。
〇 ジクアスLX 点眼液の症例紹介。こんな患者に使うのが効果的
- コンタクトレンズ装用ドライアイ患者;CLの上からでも点眼可能で、CL装用中の点眼も勧めている。
- 高齢ドライアイ患者:眼表面に潤いが感じられ、切り替えを喜ぶことが多い。
- 周術期のドライアイ患者:白内障術後ジクアスLXを処方し一週間後の健診で上皮障害の回復が良い。
〇 ジクアスLX点眼液のドライアイ治療における位置づけ:ジクアスLXが誕生してからはLXがファーストチョイスとなった。
〇 終わりに:3回点眼で治療できるジクアスLXの治療により様々なタイプにドライアイ患者で効果が期待できる。
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