白内障

[No.2035] 3,浅前房が今回の眼科受診で指摘されたのはなぜですか?

Q:今まで指摘されなかった浅前房が今回の眼科受診で指摘されたのはなぜですか?:

A:閉塞隅角緑内障を引き起こす可能性がある浅い前房は、しばしば水晶体の加齢による変化(加齢白内障)によって発生します。その場合(視力低下が無くても)レンズが膨張し、ゆっくりと厚さを増していくと、レンズの前面による、虹彩の裏側からの圧力が虹彩全体を前方に移動させます。この動きにより、角膜後面と虹彩前面のなす角度(隅角)が狭くなり、前房は浅くなります。レーザー虹彩切開術はこの状態に対してよく対策として推奨されます。しかし、白内障がある程度進行している場合には、眼科医によって本人の水晶体の除去と人工レンズの植え込み(白内障手術)が提案されることもあります。

メルマガ登録
 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事

  1. ビジュアルスノウ症候群の脳では何が起きているのか ― グルタミン酸とセロトニンの異常結合性を示した研究:論文紹介

  2. ビジュアルスノウ症候群研究の歴史的歩み ― PET研究から脳ネットワーク疾患の理解へ

  3. 春の雪のように咲く花 ― ユキヤナギ