流行性角結膜炎(はやり目)と診断された方へ ― 日常生活で特に注意していただきたいこと ―
今回の診察で、片方の目の強い充血と異物感があり、検査の結果流行性角結膜炎(いわゆる「はやり目」)と診断されました。この病気はアデノウイルスによる感染症で、非常に感染力が強いことが特徴です。
1.人にうつしやすい病気です
流行性角結膜炎は、目やに・涙・手指などを介して簡単に人へうつります。家庭内や職場で広がることも多く、特に注意が必要です。
- 目を触った手で、ドアノブ、手すり、スマートフォンなどに触れると、そこから他の人に感染します
- 家族内でも別々のタオルを使用してください
- タオル・洗面用具・枕・目薬の共用は絶対に避けてください。(使用した目薬を次回のために残すことなく、使用を中止する時点でそれは廃棄しましょう)
2.手洗いを徹底してください
感染拡大を防ぐうえで、手洗いが最も重要です。
- 目に触れた後は必ず石けんと流水で手洗い
- アルコール消毒は効果が弱いため、石けんでの手洗いが基本です
3.仕事・外出について
今回は職業を考慮し、職場に出ないよう指導しています。
食品を扱う仕事では、感染を広げるリスクが高いため、症状が落ち着き、医師が感染性が低下したと判断するまで出勤は控えてください。
- 学校、保育施設、食品関係、医療・介護関係の仕事は特に注意が必要です (職場への診断書は希望により作成いたします)
- 外出は必要最小限にし、人混みは避けましょう(疾病による休業だからと言って映画館に行くなどはなさらないでください。)
4.目薬について
処方されたリンデロンA点眼は、炎症を抑えるための大切で強い点眼薬です。
- 指示どおり1日4回点眼してください
- 点眼容器の先が目やまつ毛に触れないよう注意してください
- 点眼後は手洗いを忘れずに行ってください
※症状が軽くなっても、自己判断で中止せず、医師の指示を守ってください。
5.注意すべき症状
次のような症状が出た場合は、早めに受診してください。
- 強い目の痛み
- 視力が下がった感じ
- まぶしさが強くなる
- 反対の目にも同様の症状が出た
6.回復までの目安
通常、1~2週間程度で充血や目やには軽快しますが、治りかけでも感染力が残ることがあります。完全に治るまで油断せず、感染対策を続けてください。
ご自身の目を守ると同時に、周囲の方へうつさないことがとても大切です。ご不安な点があれば、いつでもご相談ください。
ほかの患者さんとの接触を最小限にしたいので次回の来院は診療狩猟間際の時間でご来院ください。



コメント