清澤のコメント:高橋ダン氏の動画では、先進国での老人化が進むにつれて今後成長性が急激に衰え、バブルが弾けると解説しています。とすれば、各国が日本の低迷の後を追う事になります。ウォーレンバフェット氏が日本の株を買うといった(末尾注1)のも、その辺を見たのかもしれないと思いました。国民の平均余命が延びるという慶事には国勢を衰えさせるという負の影響もあったのですね。
今から10年間、本物のバブルが弾ける
00:00 – 05:39 TLDRは先進国の成長率が今までの半分に減少し、世界銀行が2030年までの経済予測を下方修正したことを報告。長期サイクルが終焉する。今後ECDの国では生産性labor productibilityが劣化する。一人がどれだけGDPを増やすか?生産性はテクノロジーで増えたが、その成長率が問題で2020年代後半で下がる。①先進国の人口は今後高齢化する。1950年まで若年化したが、2020-30年代では高齢化する。中央値が、40歳以上になり、生産性がさがる。この老齢化は西欧で強い。②世界の借金:投資のパフォーマンスが利子より多いか?政府、個人、企業の借金がある。米国の政府の借金は第2次大戦当時に匹敵する。これから税率が上がる。日本は世界一高い。政府は大きくなりたがる。マネーの動き(M2)は?米国のマネーは急低下(縮小)している。お金の回る速度(通貨の効率性)が下り、無駄な通貨が増える。新しい施策が有っても使われないとだめ。預金も貸し出しも減っている。
バフェットインジゲータ:
株価が水準として高い。だから株価はこれ以上騰がりにくい。⇒ポートフォリオを考える。短期投資ト長期投資がある。
長期投資なら分散投資が必要だ。先進国(中国を含む)でなく途上国に投資すべきだろう。これからの途上国にも入れるべきだ。インド、ベトナム、アフリカ、ナイジェリアなどは成長率が高い。
マネーサプライが多くなると、社会は成長段階から停滞に入る。政府の権力が強く、政府の借金が増える。お金が、政府の発行する物だけでなくなる。しかし、暗号資産や貴金属ゴールドは安定していない。金利が出ない時代には安全な暗号資産やゴールドに向かうはず。まだゴールド価値はマネーサプライ比で0.4程度とさほど増えていない。コモディティー指数も低い。
日本の未来性は?。上田総裁が入り、イメージが変わる。株価が上がっただけで、給与は上がっていない。今後も、人口減少も強い。
日本に高度な人材を呼ぶインセンティブが足りない。国籍の流動性が必要だ。AIの拡大も続く。特にチャットGPTは世界を変える。日本は細かいが、それを利用して世界を超えよう。情報配信が早くなるだろう。AI同士が話す様になるだろう。
注1:米投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株に強い投資意欲を示した。周囲が投資に尻込みするときでも、長期でみて割安と判断すれば踏み込んだ資金を投じるのが同氏の信条だ。低迷する日本株への「逆張り」投資。海外マネーが日本を見直す契機になる可能性があるが、それには企業自身が事業を成長させ、資本を生かす経営へと高め続けることが条件になる。
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