清澤のコメント;ゼレンスキーが側近を解雇したという話が有って検事総長と国家保安庁長官を解任して、その要員の身柄をも確保したという話が出ているという。それより先には主要国の大使も解任しているという。ロシアだけでなく、ウクライナも確かにクーデターで政権が倒れる可能性がありそうだ。ロシアもウクライナも、どちら側ももう戦争は手打ちにしたいのかもしれない。そうなったときにどのような停戦ラインが引かれて、食料や石油などを含め、どのような国際情勢に向かうのかが興味深い。ノルドストリーム1再開、ドイツのエネルギー危機沈静化、そして石油価格低下もありうる筋書きか?
米国のバイデン政権も、その結果で揺らぐ可能性なしとはしないということか。そうすると、日本もウクライナ支持一点張りだと、梯子を外される可能性がある。確かにヤフーニュースも上記の2点は報道している。
ヤフーニュース:
◎ゼレンスキー氏、側近の検事総長と情報機関長官を解任…職員60人超がロシアに協力か
イリーナ・ベネディクトワ検事総長(ロイター)
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は17日、イリーナ・ベネディクトワ検事総長と情報機関「保安局」のイワン・バカノウ長官を解任した。両氏が管轄する機関で、計60人以上の職員が、ウクライナに侵略するロシアに協力した疑いがあり、責任を取らせたものだ。
解任した2人はいずれもゼレンスキー氏の側近で政権運営には痛手となる。
ゼレンスキー氏は17日、国民向けのビデオ演説で、「国家反逆」などの疑いで、650件超の捜査が進められていると説明した。露軍に制圧された地域で、職員らが「我々の国に反抗している」とも述べた。露軍や親露派の指示に従うなどしたものとみられる。
ベネディクトワ氏は、露軍による戦争犯罪に関する捜査で先頭に立って情報発信し、ウクライナを訪問した米司法長官と会談するなど欧米各国とも連携してきた。今後、捜査に影響を与える可能性もある。
バカノウ氏はゼレンスキー氏の幼なじみで、2019年の大統領選で陣営を率いた一人だ。ゼレンスキー政権発足後、保安局トップに任命されたが、経験不足から手腕に批判も上がっていた。
ウクライナでは16日、ロシアに併合されたクリミアを担当する保安局の元幹部らがスパイ容疑などで拘束された。ロシアの特殊機関などに機密情報を渡したとされている。
5月末には東部ハルキウ州を担当する保安局の幹部も、侵略の対応を巡る「職務怠慢」を理由に解任された。露軍の激しい攻撃が続く東部や南部では、露軍の攻撃の標的選定に情報を与えているなどとして、ウクライナ当局が住民らを拘束する事案も相次いでいる。
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◎ゼレンスキー政権、ドイツ・ハンガリーなど5か国駐在の大使更迭…理由は明かさず
独公共放送ZDFによると、駐独大使は2015年から在職し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の腹心ともされている。武器供与やキーウ訪問に慎重な独ショルツ政権を公然と批判。6月下旬には、ナチスドイツの協力者だとしてポーランドやイスラエルから非難されているウクライナの政治家を擁護した発言が物議を醸していた。
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