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[No.37] 縁起だるまを戴きました

開院の内覧会にご来訪戴いた方に少林山達磨寺の縁起だるまを戴きました。

だるまの目はどちらから書くのが正解?

 

だるまは目が入っていない状態で販売され、購入した人が自分で目を入れるのが一般的です。願いを込めて片目を入れ、願いが叶ったらもう片方の目を入れます。基本的には向かって右側(だるまの左目)から入れ、願いが叶ったら右目を入れます。だるまの目は阿吽(あうん)を表していると言われていて、左目は阿(物事のはじまり)、右目は吽(物事の終わり)のことを指します。そのため、最初は物事の始まりを表す左目から入れるのが基本です。願いが叶って両目の入っただるまは、購入した場所などで供養してもらいましょう。願いが叶った感謝の気持ちを込めて、しっかり供養してあげましょう。

だるまといえば赤を想像する人が多いですが、じつは赤以外にもいろいろな色が存在します。

色ごとに意味も異なるので、自分が叶えたい願いによってだるまの色を変えるのもおすすめです。

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赤以外のだるまにどんな意味が込められているのか。白は合格祈願だそうです。

少林山達磨寺:

縁起だるま発祥の寺

縁起だるまの始まり

今から200年ほど前、天明3年に浅間山の大噴火があったり天変地異が多く起こり、大飢饉となってしまいました。
この惨状を見かね、生活の苦しかった付近の農民救済のため9代目の住職東嶽とうがく和尚は、開山心越しんえつ禅師の画かれた「一筆達磨坐禅像」をもとに木型を彫り、張り子のだるまの作り方を豊岡村の山縣友五郎に伝授しました。
そして正月七草大祭の縁日に掛け声勇ましく売られるようになったのが縁起だるまの始まりです。

縁起だるまの特徴:まゆ毛は鶴が向かい合い、鼻から口ひげは亀が向かい合った鶴亀の顔で、顔の両側には家内安全や商売繁盛などの願いごとが記され、お腹には大きく福入りと書かれているため、縁起がいいことから縁起だるまと呼ばれています。

達磨寺の縁起だるま:達磨寺では近隣のだるま屋さんが精魂込めて作り上げる縁起だるまをさらに祈願をして御札を張り、授与品として授与しております。

 

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