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[No.629] 日本眼科医会学術部委員会(令和4年度第一回)に参加しました。

清澤のコメント:日本眼科医会学術部委員会(令和4年度第一回)に参加しました。これが、私の任期の最終回です。会議の内容を公開するという意図ではなく、皆さんに聞いていただくのがよさそうなところを紹介いたします。

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 ある日、当時の日本眼科医会会長さんから電話での打診をいただき、勇んで引き受けたのは大分前のことです。以後眼科医会の生涯教育講座の演題選定、学術ビデオライブラリーのテーマ選択と作品の監修、「日本の眼科」誌に掲載する「眼科医の手引き」の演題選択に関与してきました。

 最近はコロナの流行もあって、会議はZoomで行われるようになっていました。

 次回の日本眼科医会第82回生涯教育講座は福井大学稲谷大先生をオーガナイザーに迎え「ガイドラインを眼科診療に生かす」というテーマで東京講座2022年7月23・24日、名古屋講座7月30・31日、福岡講座8月27・28日で開催されます。会場を用意しないウェブ開催のため、A会員1万円、B会員5千円と例年よりも安く設定されています。⇒http://www.joa.umin.jp/index.html  未だ参加登録が少ないそうです。ふるってご参加ください。

 眼科ビデオライブラリーも新作が次々に刊行されています。2022年1月から3月の動画再生回数は総数3833回であったとのこと。このうち大野京子教授の「最近の近視治療の傾向」(2021年12月作成)は再生281回で第一位。私もお手伝いしたものですから鼻の高い思いをさせていただきました。https://www.santen.co.jp/medical-channel/op/video/refractive/008.html?from=video_ranking2参天メディカルチャンネルに会員登録してあればその視聴は簡単ですが、そうでなくても医療関係者ならば、新規会員登録で比較的容易に視聴できる模様です。(動画は、参天の医療関係者向けページに包摂されていて、利用は日本国内の医療関係者(医師、薬剤師、看護師、視能訓練士(ORT)、理学療法士、作業療法士等)に限られてます)。「個人の見解を言い放つ」ユーチューブとは違い「オーソライズされた動画」ですから、その存在が引き続き維持尊重されることを私個人は願っています。(歴史的には、メルク萬有製薬がテープを作り、医師の依頼に応じて短期間貸し出していたシリーズを、のちに参天製薬が日本眼科医会の指導の下引き継いだという経緯です。この経緯を承知している人も今は、もう少なくなったと思います。)

 眼科医の手引きの今後の候補演題で、私にも興味があるものにはビジュアルスノウとシャルルボネ症候群が含まれていました。

◎ビジュアルスノウ:視界に砂嵐様の視覚陽性現象が強く表れる病態。私のブログでは:https://jiyugaoka-kiyosawa-eyeclinic.com/shinkei/2563/

◎シャルルボネ症候群:これは視覚入力の欠如を記憶中枢の海馬からの視覚記憶が補うというものですから。レビー小体病の幻視とは違います。最近は網膜疾患でも形のはっきりしない幻視として多発しているという網膜専門医からの指摘がここ数年続いています。私のブログでは:https://jiyugaoka-kiyosawa-eyeclinic.com/shinkei/3393/

 

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