厚労省は8月5日、新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会を開催した。同会に提出した資料によると、予防接種開始(2021年2月17日)から22年7月10日までに新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例は1779件(ファイザー社製1616件でうち4回目接種後1件、モデルナ社製162件で同0件、アストラゼネカ社製1件同1件)。
その後、7月22日までに16件(ファイザー社製10件でうち4回目4件、モデルナ社製は6件でうち4回目は1件)の報告があった。
つまり、予防接種開始以来17カ月余りの間に、1795件(ファイザー社製1626件でうち4回目は5件、モデルナ社製168件でうち4回目は1件、アストラゼネカ社製1件で4回目は0件)の死亡が報告されたことになる。
専門部会では22年7月10日までに報告された1779件の死亡とワクチン接種との関連について、α(ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの)、β(ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの)、γ(情報不足等によりワクチンと死亡の因果関係が評価できないもの)と評価している。その結果は以下の通り。
▼ファイザー社製(α=0件、β=10件、γ=1606件)
▼モデルナ社製(α=0件、β=1件、γ=161件)
▼アストラゼネカ社製(α=0件、β=0件、γ=1件)
▼ノババックス社製(α=0件、β=0件、γ=0件)
今回の会合でも死亡例の報告に関しては、「現時点においては、個々の死亡事例について新型コロナワクチンとの因果関係があると結論づけることのできた事例は認められない。死亡例の報告に関しては、現時点においては、4回目接種後の事例も含め、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」とした。
ちなみに、7月10日までに報告された5歳から11歳までのワクチン接種後死亡事例は1件。今年4月28日にファイザー社製で2回目接種した11歳の女児が2日後に死亡した1件だった。この女児は脳性まひで、重い障害があった。なお、この年代の接種後副反応疑い報告全体をみると、ファイザー社製の医療機関報告110件、製造業者報告125件があった。症状は発熱、けいれん発作などで心筋炎・心膜炎もあった。
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接種後死亡で初の被害認定 新型コロナワクチン―厚労省分科会
接種後死亡で初の被害認定 新型コロナワクチン―厚労省分科会
2022年07月25日23時10分
厚生労働省の審査会は25日、新型コロナウイルスワクチン接種の健康被害に関する分科会を開き、接種後に死亡した91歳女性の死亡一時金請求を認めた。同ワクチン接種後の死亡例について、予防接種健康被害救済制度に基づき認定されたのは初となる。
厚労省によると、女性は脳虚血発作や高血圧症などの基礎疾患があり、接種後に急性アレルギー反応と急性心筋梗塞を発症して死亡した。女性の遺族には予防接種法に基づき死亡一時金4420万円などが支払われる見通し。
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清澤のコメント:日本では、これでも安全と言い張って、ワクチン接種を強要する風潮でよいのだろうか?
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