自由が丘 清澤眼科について

[No.2603] 自由が丘清澤眼科・最近の話題 5月13日( 月曜日)

自由が丘清澤眼科:ゴールデンウィークも終了。通常診療に戻りました。

◎ ブログを元に、メルマガ発信を2月から始め、今回で13報めです。現在の読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に約300人。

ドライアイの結膜充血の絵が怖いとの声が寄せられましたが、これは症例写真ではなく自動生成AI(Bing)が作った画像です。許可なく患者さんの写真は使わないように注意しています。

(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。

① ご近所の話題など

◎ ミルクランド北海道⇒東京:パリを思わせる石畳の通りサンセットアレイにはミルクランド北海道⇒東京があります。医院の真向かいの建物の中に巨大な乳牛のモニュメントがあることに気づいておられましたか?

ミルクランド 北海道⇒東京の紹介

◎  徳川家康は目に関連する遺訓で「大黒天の極意」というものを残しています。大黒天の頭巾に掛けて、大事を前にしてうろたえない覚悟の必要性を教えています。

大黒天の極意:「時至れりと決断すれば、いつなりとも頭巾をかなぐり捨ててよい」

②一般患者さん向けの眼科の話題

◎ 新学期で、学校から視力低下を知らせて眼科受診を勧告する文書が出される季節になりました。小児の近視治療法としての低濃度アトロピン点眼治療(保険外診療)を説明します。 

近視の低濃度アトロピン点眼治療の説明

◎ 来院患者さんの訴えとしても多い「視界にゴミが飛ぶように感ずる飛蚊症」について説明します。網膜剥離のサインである場合もありますから、早めの受診をお勧めします。

視界にゴミが飛んで見える飛蚊症について説明します

◎ 角膜に鉄の小片が張り付いたようになって受診するのが角膜鉄片異物と呼ばれる眼外傷です。その特徴や治療法を説明します。

角膜鉄片異物

◎ 糖尿病は失明することもある疾患です。予防医学を訴えるホリエモンが「糖尿病の不都合な真実」という啓発用の動画を作りました。

ホリエモンが「糖尿病の不都合な真実」という映画を作りました。

③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です

◎ 線分の両端に矢羽根を付けると視覚的に感知される長さが変わるという錯視があります。このミュラー・リヤー錯視の脳内機序とその意味を解説します。

線の長さが変わって見えるミュラー・リヤー錯視の脳内での仕組みは?

◎ 先週は、乳児虐待症候群疑い例に対する国の方針が変わったことをお伝えしました。小児医療センター元部長の東先生が乳児虐待症候群の眼底出血についての論文を発表されました。

幼児の虐待による頭部外傷に関連する牽引力による網膜出血と損傷:論文紹介

 

④ 眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、ビジュアルスノウなどの話題

◎ 小児時から緩徐に始まり、眼瞼下垂と眼球運動低下を示す疾患には慢性進行性外眼筋麻痺なども含まれています。

小児時からの進行性の外眼筋麻痺を見たら?:

◎ 眼瞼痙攣と重症筋無力症の関連を説明した診療ガイドラインの項目を紹介します。稀ですが、合併することがあり、注意が必要そうです。

眼瞼けいれんと重症筋無力症の関係(診療ガイドライン19から)

このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。(リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください)。

今週も目を労わってお暮しください。

 

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