不整脈が緑内障のリスク? 日本人での横断研究
不整脈が緑内障のリスク? 日本人での横断研究 | ヘルスデーニュース | 毎日新聞 「医療プレミア」 毎日新聞 徐脈や心房細動などの不整脈、および左室肥大といった循環器系の病気が緑内障のリ スク因子であることが、三島総合病院眼科の鈴木幸久氏らの研究で示された。 <https://www.google.com/url?rct=j&sa=t&url=https://mainichi.jp/premier/health/articles/20220527/med/00m/070/001000d&ct=ga&cd=CAEYAyoUMTMxNzE3NDQ5ODkwMjQ3NjgyODAyHDdlMmY1ZTViN2Q0MDkzNmE6Y28uanA6amE6SlA&usg=AOvVaw0dgyQiaZ54QRV5aKazglHA>
徐脈や心房細動などの不整脈、および左室肥大といった循環器系の病気が緑内障のリスク因子であることが、三島総合病院眼科の鈴木幸久氏らの研究で示された。詳細は「Biomedicines」に3月15日掲載された。
緑内障は眼圧(眼球内の内圧)が高いために、視神経が障害されて視野が狭くなる病気。中でも患者数が多い開放隅角緑内障は、緑内障発作(眼圧が急上昇し、失明回避のため緊急治療が必要となる状態)は起きにくいが、徐々に視野狭窄が進むため、眼圧を下げる点眼薬による治療が必要になる。しかし、眼圧を十分に下げても視野狭窄が進んでしまうことがあり、眼圧以外のリスク因子が想定され、心房細動や低血圧などの循環器疾患の影響が有力視されていた。
研究では、開放隅角緑内障患者581人(平均年齢71.6±10.2歳、男性49.1%)と緑内障でなく、年齢と男女比が同等の比較対照群595人を対象とした。無治療時の眼圧は緑内障群が右15.7/左15.9mmHg、対照群が12.6/12.7mmHgで、緑内障群の方が有意に高かった。—
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