清澤のコメント:眼球運動の記録に比べて瞬目の記録を脳神経機能評価に使える方法は多くありません。この論文は2つのあたらしい方法光学的な方法と、従来の表面筋電図の結果を比べて、結果が相当に高い相関を持っているということを示している技術的な報告です(inpact score 3.17)。この論文はその前文において「まばたきの動きには 3 つの異なるタイプがあります。(i) ボランタリー自発的なまばたき。 (ii)可変レートで無意識に発生するスポンタナス自発性まばたき、および(iii)眼窩上または角膜の電気的刺激または聴覚または視覚刺激によって引き起こされる反射性まばたき。 さまざまなタイプのまばたきに対する眼輪筋と上眼瞼挙筋の神経制御は、いくつかの神経解剖学的基質と、脳幹の最下部と皮質領域で部分的に重なり合う回路に依存しています。 自発的まばたきの神経制御の解剖学的枠組みは、主に前頭葉内側領域に集中しています [9]。」の部分で文献9として、2010年に鈴木幸久が書いた私も共著の論文(⇒リンク)を引用してくれました。
ーーーー原著のアブストラクトーーーーー
Validating a Portable Device for Blinking Analyses through Laboratory Neurophysiological Techniques
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