週刊ポストに白内障、緑内障、老眼:名医がやらない治療:という記事が出ておりましたので、さっそく購入して読んで見ました。勝手にその概要を紹介します。生活の質が下る可能性のある手術:つまり、レーシックやICL眼内コンタクトレンズは慎重に決めてほしいというあたりも含めて、清澤はこの記事の警告は正しいと思いました。
ーー記事の要点ーーー
目の不調は多くの人が経験するものだが、対処を誤ると大きな病気につながる。二本松眼科副院長平松類医師の警告:たかが老眼と甘く見てはいけない・こんな選択が失明に繋がります
お手軽が危ない:
老眼は加齢で起こる。放置すると緑内障や白内障のリスクを高める。老眼は、手許が見にくく、肩こりや頭痛、イライラや体調不良を誘発するが、より深刻な目の病気に密接に関係する。近くを見るときに毛様体筋は緊張し水晶体は厚みを増す。視界がぼやけてゆく白内障も水晶体が変化する。老眼のケアをしないと白内障につながる。
スマホ老眼(スマホの長時間使用で老眼様の症状)も問題視される。眼圧上昇は緑内障につながる。老眼は放置されやすい。安価な老眼鏡は、左右差や乱視に対応しておらず、一人一人の目には合わない。
見えすぎてもダメ:やってはいけない老眼対策 ●老眼鏡選びの間違い。(当然、各自の眼に合わせて作らないと合わない) ●市販の目薬を大量にさす。(防腐剤の害) ●気持ちが良いと言って眼球を押すマッサージの危険(白内障を誘発) ●生活の質が下る可能性のある手術(レーシックやICL眼内コンタクトレンズ)の決定は慎重に
目にメスを入れたことで光を失う事も:手術した後に「話が違う!」「白内障」「緑内障」治療の落とし穴。ーー
白内障:比較的安全とされる手術だが、眼内レンズが合わないと老眼が進んだような症状も出る。見えすぎるリスクあり。
緑内障:手術が大きなリスクを伴う事がある。トラベクレクトミーは(線維柱帯切除術)雑菌が入り感染症を起こすリスクがある。MIGS(ミグス)は緑内障の進行を抑えられて体への負担が少ないが、効果は薄い。医師に勧められたらトラベクレクトミーを。
加齢黄斑変性:歪みや視力低下を示す。抗VEGF抗体(抗血管新試薬)の眼内注射は3割負担で8万円と高価だが、症状が落ち着かねば(有料で)打ち続けることになり、治療継続を断念する人も出てくる。
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