全身病と眼

[No.3253] 時間制限食に体重減少効果があるという論文の紹介

「時間制限食(TRE)は、内臓脂肪組織(VAT)を大幅に減らすことはできませんが、太りすぎまたは肥満の成人の場合、通常のケアと比較して体重を大幅に減らすことができます。」:これは風説ではなくて、星君におしえられたネイチャーメディシンの真面目な最新論文です。
では、time restricted eatingとは具体的にどのようにすることなのか?素人にわかるように説明してみよう。要するに「朝飯を抜く」感じでしょうか?
ChatGPT
  • 食べる時間(摂食時間)を1日の中で8時間や10時間などに制限します。
  • 残りの時間(16時間や14時間)は、何も食べない(断食時間)時間にします。ただし、水、無糖のコーヒーやお茶などのカロリーゼロの飲み物は飲んでもOKです。

具体例

  1. 8時間食事法(16:8)

    • 朝は抜いて、昼12時から夜8時までの間に食事を摂ります。
    • 例えば、昼12時に昼食を食べ、午後3時に軽食を取り、夜7時頃に夕食を済ませます。
    • 夜8時以降は食べ物を摂らず、水やお茶だけにします。
  2. 10時間食事法(14:10)

    • 朝10時から夜8時までの間に食事を摂ります。
    • 例えば、朝10時に朝食を食べ、午後2時に軽食、夜7時頃に夕食を済ませます。

ポイント

  • 何を食べるかより、いつ食べるかに注目する方法です。
  • ただし、食事の内容は栄養バランスを意識することが大切です(ジャンクフードや高カロリーなものばかりだと効果が薄れます)。
  • 空腹時間を確保することで、体のリズムが整い、脂肪燃焼や消化機能の改善が期待できます。

メリット

  • 消化器官を休める時間ができる。
  • 体重管理やダイエットに役立つ場合がある。
  • 空腹時間中に脂肪がエネルギーとして使われる(脂肪燃焼が促進される)。
  • 血糖値やホルモン(特にインスリン)のバランスが整いやすくなる。

注意点

  • 初めはお腹が空きやすいかもしれませんが、徐々に体が慣れてきます。
  • 妊娠中、授乳中、成長期の子ども、持病がある方には向いていない場合があります。
  • 極端に摂食時間を短くするのは避けましょう。

最初は厳しいと感じたら、10時間食事法(14:10)などから始めると取り組みやすいかの知れない。

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