清澤のコメント:9月25日のプレジデントオンラインに平松類先生の⇒リンク:”10代から「老眼鏡」が必要になる人もいる…眼科医が警告する「若者のスマホ老眼」という重大リスク”という記事が発表されています。抄出してみましょう。以前の私の解説もご覧ください。私は最初には調節緊張や調節痙攣の状態かと考えたのですが、ある研究によると、近点調節(NPA)と近点輻輳(NPC)を測定し、自動屈折計/角膜計を使用して客観的調節を測定したら、両者がともに減弱していたという事なので、スマホ過剰使用により調節輻輳不全になっているという事のようです。
”10代から「老眼鏡」が必要になる人もいる…眼科医が警告する「若者のスマホ老眼」という重大リスク” 9/25 15:17 配信(から要旨を作成)
「スマホ老眼」になる若者が増えている。眼科医の平松類さんは「老眼は、目の老化現象の一つとして認識されているが、高齢者だけのものではない。スマホの長時間利用で目のピント調整機能が低下し、10代・20代の若者が老眼鏡をかけるケースもある」という――。
この文の要約:
- スマホ老眼とは、スマホなどのデジタルデバイスの長時間使用で目のピント調整機能が低下する現象で、老眼と同じ症状を若者にも引き起こす。
- メガネや老眼鏡は目をサポートする便利ツールであり、根性論で使わないと目が悪くなるというのは誤解である。
- 遠近両用メガネやコンタクトレンズは近視の進行を緩和する効果があるとされる。老眼鏡は老眼になったらすぐに使い始めるのが得策である。
- 老眼は加齢だけでなく、生活環境や体質、病気などによっても起こりうる。子供でもピント調整機能不全によって学習障害の原因になることがある。
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