糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・網膜疾患

[No.2305] 渡辺美奈代、飛蚊症の原因が判明:スポーツ報知記事

清澤のコメント:

急性後部硝子体剥離(飛蚊症)では、約5%に網膜裂孔、約5%に網膜剥離があるとも言われています(末尾文献)。

清澤のコメント: 飛蚊症とは、飛蚊症と書いてヒブンショウと読みます。これは、視界の中に蚊が飛んでいるように見える状態を指します。通常は片眼で起こります。この原因の多いものは後部硝子体剥離です。つまり、眼球の中央を占める硝子体が加齢により収縮し、網膜表面から剥がれます。この時、本来は透明な硝子体が前方に移動し、網膜と後部硝子体膜の間にスペースができます。後部硝子体の表面の混濁成分が後方の網膜に影を落とすため、丸いリングや薄黒い糸状のものが見えます。話がこれで終わればよいのですが、この後部硝子体剥離が起こる時に、小さな血管を引きちぎって硝子体出血を起こしたり、さらにこの時に網膜に裂孔(穴)を開けてしまう(約5%)と、網膜剥離(さらに別の約5%)が進行することもあります。ですから、多くの場合は散瞳した上で眼底を良く見て経過観察するという指示で良いのですが、状況によってはレーザー光線を使った網膜光凝固術を外来で施したり、穴の周りの網膜が剥がれかけていれば、ビトレクトミー(硝子体切除術)や網膜輪状締結術による網膜裂孔閉鎖術などが必要となる場合もあります。飛蚊症の場合、散瞳検査を受ける覚悟で、自動車や自転車は置いて眼科を受診してください。

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渡辺美奈代

 

 タレントの渡辺美奈代(54)が17日までに自身のSNSを更新。目の違和感で検査を受けたことを明かし、結果を報告した。

 渡辺はブログで「検査結果」と題してエントリーし、「今まで眼科にお世話になる事がなかったのですが 2ヶ月前から視界に黒い丸い物と糸の様な物が見えていて」と告白。「そのうち治るかなぁ~と様子を見ていましたが ヘアメイクのまっさんも同じ症状が以前からあると聞いて 専門医に診て頂こうと思い検査へ」と明かした。

 その上で「調べて頂いた結果 網膜から硝子体が剥がれてしまっているとの事」とし「先生からは、、、良くある事で剥がれる場所で黒い丸い物や糸の様な物が見える方と見えない方がいると…」と説明。「お薬もなく今以上に目に見える物が増えたりしたらすぐ病院にいらして下さいとの事でした」とつづった。

 「2ヶ月心配な日々を過ごしていたので早く病院へ行っておけばとまたまた反省 まっさんには連絡して診断結果を伝えておきました!」と渡辺。「みなさんも何かあったら躊躇せず病院へ行って下さいね!」と呼びかけた。

 この投稿にはファンから「お大事になさってください」「安心しましたね」「大丈夫ですか?自然に回復するのであれば良いのですが」「私も全く同じ症状で眼科へ行き…結局レーザーで焼く治療をしました」など様々な声が寄せられている。

急性後部硝子体剥離の合併症:論文紹介

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