清澤のコメント:私もインターナショナル会員である米国眼科学会には眼科医のボランティア団体EyeCare America(https://www.aao.org/eyecare-america)というのがあって、米国眼科学会を介して無保険の人などがボランティア医師に紹介してもらえているようです。日本ではそのような制度の存在は知りませんが、私も理事を引き受けている⇒眼と心の健康相談室(https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/013011678)あたりで時間調整を中継してくだされば、メールでお答えを出したり、メールでコメントを差し上げたうえでの受診をお勧めする程度のことはできそうな気も致します。理事長の荒川さんに電話でご相談ください。
◎ あなたは命を救うことさえできます!
EyeCare America には、感謝の気持ちを示す患者から何百通ものお礼状が届きます。ここで 2 つのストーリーを読んでください。
① EyeCare America のボランティアであるMichael R. Feilmeier, MD (オマハ、ネブラスカ州) は、患者が部分的な視力喪失を訴えたときに、その老人の命を救った可能性があります。包括的な眼科検査中に、ドクター・フィールマイヤーは、デービッド・J・ヒブラーの眼の1つに血栓の厄介な兆候を発見しました. 彼はすぐに Hibler さんを主治医に超音波検査のために送りました。その結果、左頸動脈の 95% を閉塞している大きな血栓が明らかになりました。「この状態が迅速に診断され、治療されていなければ、この患者は大規模な脳卒中を起こしていたでしょう」と Feilmeier 医師は述べた。
②「私の母は緑内障で視力を失いましたが、私の目を検査するように私に言い続けました」とKleinstever さん(カリフォルニア州ロサンゼルス) は言いました。「私は限られた医療保険に加入していたので、目の検査を受けるために 6 か月間試みました。最後に、私はとてもイライラしたので、オンラインでヘルプを検索し、EyeCare America を見つけました。私は EyeCare America から手紙を受け取り、狭隅角緑内障と診断されたJulie Song, MDに会いました。彼女はすぐに手術が必要だと言いました。ソン博士は、手術を提供できる医師を紹介してくれました。EyeCare America の医師に診てもらっていなかったら、失明していたかもしれません。EyeCare America に出会えたことにとても感謝しています。ありがとうございました。”
下の記事では①が一過性視力低下で、脳梗塞につながる頸動脈狭窄を見つけられ、プラーク除去が行われたという例。
②は狭隅角緑内障が発見され、おそらく光凝固装置で虹彩切開ができる医師を的確に紹介されたというものです。
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