おはようございます。昨日は休診日でしたから、久しぶりにいくつかの事柄を調べてこのブログに記事も書けました。リストしてあります。今朝は8時過ぎに医院に入りました。一年間いろいろ試してますが、中央線快速、埼京線。東急東横線(急行)がやはり一番早いようです。今朝の自由が丘清澤眼科の話題は。
米国の小児科学会誌のエディトリアルに揺さぶられっこ症候群の解説が出ていると教えてくれた方があり、それを小一時間かけ訳して読みなおしました。50年の議論の末、「揺さぶられっ子(shaken baby)の眼底所見と、急性硬膜下出血(acute subdural hematoma)に伴う網膜出血の所見には相当なオーバーラップがあり、眼底だけでは判別不能」というように、欧米の小児科学会の認識が変わってきているそうです。
◎ 少し特徴的な病名から解説:
Purtcher retinopathy(パーチャー網膜症)およびPurtcher-like retinopathy(パーチャー様網膜症):ウイリズアイホスピタルの網膜画像研究会(Web 視聴)の話題から。コロナ感染症でICUに入っていたケース。網膜白斑と視力低下を示し値ますが、胸部圧迫が無くてプルッチャーと同じ画像なら最近はPurtcher-like retinopathy(パーチャー様網膜症)と呼ぶそうです。その時には膵臓がんも考えます。
Purtcher retinopathy(パーチャー網膜症)およびPurtcher-like retinopathy(パーチャー様網膜症)
◎ 表在性点状角膜炎。眼科医はSPKと呼びます。「ビヒョウカク」というのも同じものです。
◎ 結膜下出血 (入門編):先の記載は詳しすぎたので今回は簡易に説明しました。
◎ 視覚障害者の診断書は、公的な病院の医長などを務めた人しか書く資格がありません。その診断基準に関する記事紹介です。
◎ハーラーマン・スチティフ症候群が日眼会誌に出ていました。私は一人だけ見たことがあります。
◎ 人に聞かれて、「眼科の職域検診」について調べてみました。6月に通達が、9月にその促進が図られていて、通達の短縮版が厚労省から出ていました。その中の添付データはほぼ日本眼科医会からの物でした。
◎ まだリーマンショックを超える大暴落は終わってはいないそうです。豊島さんのユーチューブも中村さんの動画でも下落率はまだ半分だから下落の終了まだだと言っています。
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