[No.2517] 清澤眼科・最近の話題　４月8日（ 月曜日）

自由が丘清澤眼科：医院の前の街路樹は此のところ枯れ枝を晒していましたが、ここ数日西半分の枝に新芽が出て葉の形になってきました。

◎　ブログを元に、メルマガ発信を2月から始め、今回で8報めです。多数の記事の中からメルマガ用の記事を選んでいます。現在の読者数は眼瞼痙攣患者さん中心で１９4人です。

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①　ご近所の話題など

◎　窓際のトットちゃんの母校はその後どうなったのでしょうか？現在の自由が丘学園との関係は？

窓際のトットちゃんの母校は？

◎　日本の代表的メガネレンズ製造会社ホヤ社がハッキングされ、出荷が停止したそうです。

HOYAにハッキングでシステム障害、出荷に影響も：報道記事

◎　日本のコンタクトレンズメーカーのメニコン社はフランスの特殊コンタクトレンズメーカーの買収を完遂したそうです。

株式会社メニコンがフランスDencott社の全株式取得

②一般患者さん向けの眼科の話題

◎　白内障、加齢黄斑変性、緑内障の患者は転倒して骨折をしやすいという大規模調査結果です。

白内障、AMD、または緑内障のある高齢者は、転倒や骨折のリスクが増加している

◎　紅麹サプリ健康被害事件のその後を追ってみました。

紅麹問題で揺れる小林製薬の“儲け重視”の企業体質: 記事紹介

◎　花粉症のアレルギー症状に関する一般への調査では、マスク使用の常態化の影響と受診控えが注目されたそうです。

「アレルギー様症状*に関する全国実態調査」の結果発表　

◎　眠気を催しにくい内服の抗アレルギー薬には何が有る？

眠気の少ない花粉症の内服薬は？

◎　眼球打撲で前房出血を起こした患者さんを診察しました。原因とそれへの対応、治療上の注意点を説明します。

眼球打撲、前房出血

◎　水晶体脱臼の手術を受けたことを公表した人がいて、ネットに出ていました。此の疾患を説明します。

水晶体脱臼とその治療

③　此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です

〇　画像生成AIを利用した診断トレーニングで診断制度が向上できるという論文が出ています。

画像生成AIでの診断トレーニングで診断精度が改善：記事紹介

◎　網膜剥離の境膜バックルは房水流出を妨げないという論文です。米国眼科学会での話題

強膜バックル手術が眼圧流出機構、体位による眼内圧、眼球生体力学に及ぼす影響

④　眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、ビジュアルスノウなどの話題

◎　経過観察中に眼瞼痙攣の範囲がメイジュ症候群の様に広がる危険因子は頭部外傷歴、若いこと、女性などである、という報告がごく最近イタリアから出ています。

眼瞼痙攣拡大の危険因子：論文紹介

〇　診療ガイドラインから、眼瞼痙攣に対する概念の歴史的変遷を説明します。

眼瞼けいれんの歴史はどのように変遷していますか?（ガイドライン抜粋）

◎このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。（リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください）。

今週も目を労わってお暮しください。