自由が丘 清澤眼科について

[No.2558] 自由が丘清澤眼科・最近の話題 4月22日( 月曜日)

自由が丘清澤眼科:すっかり暖かくなり、薔薇の花もさいています。菜の花、そしてチューリップが咲いていると思ったら、桜の季節もあっという間に過ぎ、一重の山吹にタンポポを見た翌朝にはけしの花と日々咲く花も移ろいます。本日4月21日までで日本眼科学会も終わります。今回はクリニックで学会のネット配信も視聴しました。

◎ ブログを元に、メルマガ発信を2月から始め、今回で10報めです。多数の記事の中からメルマガ用の記事を選んでいます。現在の読者数は眼瞼痙攣患者さん中心で約220人です。

(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。

① ご近所の話題など

◎ 自由が丘デパート、サンリキ商店街、自由が丘ひかり街、と東急東横線自由が丘駅から線路に沿って北につながる建物に昭和の雰囲気を湛えた屋内商店街があります。駅から医院へ来るのはこの中を通れば雨が避けられます。

自由が丘デパート:(自由が丘の九龍城)

◎ グーグルマップが診療所の悪評を放置したとして訴訟が起こされるそうです。私は自分のクリニックの批評は読めば心がぶれるので見ません。

「グーグルが悪評を放置」医師ら60人がグーグル提訴へ…地図上の口コミ、

◎ 武田鉄矢さんが、割れた陶磁器を補修する日本固有の方法「金継ぎ」の説明をした動画です。この説明を聞くと気持ちがほっとします。

割れた陶磁器を漆と金泥で修復する日本の伝統技術、金継ぎ技術:について

②一般患者さん向けの眼科の話題

◎ 3歳児の乱視についての医科歯科大大野京子教授の質疑応答の記事があり、私のコメントを付けました。最近は、機材の進歩で3歳児の屈折異常も容易に検出される時代になりました。

幼児の乱視

◎ 生物に目ができて人間に至るまで1.7憶年。4ステップの不連続な進化が現在の優れた眼を作ったのだそうです。

人間が「綺麗な景色」を見ることができるようになった眼の進化

〇 高齢男性には夜間頻尿の訴えが多いです。視力も低下して、バランスも悪いと夜のトイレ行で転倒して骨折などすることも多いようです。高齢男性は夜間頻尿にも気を付けましょう。

視力の弱い高齢男性は夜間頻尿にもご注意を

◎ 「正しく使おうコンタクトレンズ」

「正しく使おう!コンタクトレンズ」パンフレット内容紹介

③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です

◎ 医科歯科大神経眼科グループの鈴木幸久先生の新論文(私も共著者)は、「血管障害性の半盲の予後が脳の糖代謝を評価するFDG-PETで予測できる」という内容です。

視覚野における脳のグルコース代謝の測定は半盲の予後を予測する;謹告、新論文アクセプト

◎ 日本眼科学会が東京フォーラムで開かれ、私は一部をズームで視聴しました。阪大西田教授の特別講演では、iPS細胞を使った遺伝子操作で眼球のオルガノイド(眼球の疑似構造物)ができた話を、また3人の評議員会指名講演では最新の眼科研究の進捗を聞くことができました。

第128回日本眼科学会 拝聴

〇 視覚領皮質を損傷して半盲になっても、脳幹の上丘経由でその視野内の閃光を見ることができます。その機序を説明する論文を見ることができました。

盲視blind sight:視覚野損傷下の急速眼球運動調節機構

〇 大脳皮質背側視覚路は空間氏に関与するとされてきましたが、宇山先生の総説によれば視覚を用いた行動の制御との説明がより正確なようです。

大脳皮質背側視覚経路の機能 宇賀貴紀 山梨大学:

〇 側頭葉視覚路(腹側視覚路)は物体視のための視覚情報処理をしています。その最新の総説です。

側頭葉経路における物体視のための情報処理 稲垣未来男 情報通信研究機構:採録

〇 後期緑内障患者における視力喪失と関連の有る網膜部位は?:日本の多施設研究で乳頭黄斑線維束が重要だとわかったそうです。

後期緑内障患者における視力低下と関連のある 視野部位の特定:論文紹介

④ 眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、ビジュアルスノウなどの話題

◎ 清澤による片側顔面痙攣の説明です。眼瞼痙攣ばかり話したので、今回は片側顔面痙攣の説明を新たに書きました。

片側顔面痙攣とは

◎ 診療ガイドラインから、「感覚トリック」を説明します。重症の眼瞼痙攣患者さんは指を瞼に沿えたり、バンダナを巻いたり、クラッチ眼鏡を使ったり、眼周囲に感覚(知覚)刺激を与えて開瞼維持を図る工夫をしています。

眼瞼けいれんに効果のある感覚トリックの応用に何があるか:CQ53診療ガイドラインから

このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。(リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください)。

今週も目を労わってお暮しください。

 

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